劇団ざくろう×在仙演劇人コラボ公演vol.1『彼岸の彼方から』 感染症対策についてと今後の状況の変化に対する対応の想定

劇団ざくろう×在仙演劇人コラボ公演vol.1 『彼岸の彼方から』の公演初日が迫ってきておりますが、現在、依然として新型コロナウイルスの感染が衰える気配を見せておりません。
そこで、今公演においての感染対策についてと今後の状況の変化に対してどういった想定をしているのかをお伝えいたします。

【感染対策について】

当劇団では「一般社団法人 緊急事態舞台芸術ネットワーク」が公開している「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第五版)」(2022年7月22日改定)に則った形での感染対策を行っております。

舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第五版)(2022年7月22日改定)
http://jpasn.net/stage_guideline220722b.pdf

その中でもいくつか具体的な事例を挙げますと、

・舞台前面から客席最前列までの距離を2メートル設ける
・稽古時にはこまめな手指消毒、定期的な換気、マスクも必ず不織布マスクを使用(劇団でマスクを購入、稽古時も必要に応じ交換しております)、休憩時の食事は一人ひとり距離を取っての黙食の徹底
・日々の検温と、少しでも体調に異変を感じたらどのようなタイミングでも「休む」と言い出すことのできるメンバー間の関係性の構築
・キャストと来場者との接触を発生させない体制づくり
・完全予約制とし、来場者の氏名・緊急連絡先の把握を行う。

などがあります。
またそれ以外でも、客席を会場の従来の収容数の半数にする等の対策も行っております。

【今後の状況の変化に対しての対応の想定について】

今後、もし座組内で感染が発覚した場合にどのような対応をしていくのか、いくつかのパターンに分けて想定しておりますのでお知らせいたします。

パターン①
全ての座組(作品のチーム)のメンバー全員が一人として感染することなく千穐楽まで無事
→予定通り上演する

パターン②
誰かしらの感染が発覚し、関係者の中に濃厚接触者に該当する者がいない
→役の組み替えや代役を立てて上演

パターン③
②の状況だが、代役を立てることで作品の質を著しく損なう場合
→作品の差し替え(少人数の出演者の短編を一~二本)

パターン④
座組そのものが崩壊するレベルの感染状況(クラスターが発生)の場合(1チームだけ)
→各チームの演目を入れ替えるなどして公演そのものは行う

パターン⑤
2チーム以上の座組が崩壊or行政などからの自粛要請が出た場合
→公演そのものの延期

なお、公演に何かしらの変更が生じた際にはご予約いただいた方へは速やかにその旨のお知らせを行い、キャンセルいただくかどうかお伺いいたします。
また、公演が延期となった場合、その時点で予めご予約いただいていた方には延期後の公演情報の先行公開や先行予約受付をするなど、何かしらの優遇措置を取りたいと考えております。

【お客さまへの感染症対策のお願いとお知らせ】

・マスクの常時着用および入場時の検温、手指消毒にご協力ください。
・会場内ではお客さま同士での会話は極力お控え願います。
・発熱等、少しでも不調を感じた場合はご来場をお控えいただくようお願い申し上げます。
・発熱・体調不良時はご来場をお控えいただきますようお願い申し上げます。また、検温時に37.5度以上の発熱があった場合は入場をお断りすることがあります。
・受付にお並びの際は、前後の間隔を広く取っていただきます。
・ご提供いただいた個人情報は厳正に取扱い、保健所等の公的機関より要請があった場合には情報提供を行うことがあります。

以上、日々変動し先の読めない状況ではありますが、どのような状況になろうとも決して諦めることなくその時にやれることを確実に、そして関わる人間の安全を最大限慮りつつ積み重ねて参りますので、どうかよろしくお願いいたします。

2022年8月12日(金) 劇団ざくろう代表・横山真